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「クリツィア」のブランド名は、プラトンの未完の対話編に登場する偉大な詩人・哲学者であり、終生、女性の美を追求し続けたクリティアスという人物に由来します。
デザイナーであるマリウッチャ・マンデリは、「現代の生活にマッチした、自由で着やすくファンタジーな生命感にあふれた衣服、そしてクリツィアの服を着たとき、女性が最も美しく見えるドレス」をクリエイトポリシーに活動し、ミラノコレクションには常にその名を連ねています。
ハイクオリティーとディテールにこだわりながらアバンギャルドを秘めたクリツィアは、フェミニンとマスキュリンなど相反するテイストを、抑制されたアバンギャルドと共に表現します。コケティッシュでかわいく、ときにはマニッシュな大人の雰囲気を持ち、優雅さと機能性を兼ね備えたコレクション。それが、クリツィアが多くの女性に愛されている所以です。
デザイナーであるマリウッチャ・マンデリは、様々なことに好奇心を抱き、特に芸術から得る感動を次々とコレクションのイマジネーションにつなげています。また、研究熱心で新しい素材を積極的に取入れ、独創的な企画力とデザイン力に反映しています。
1943年
マリウッチャ・マンデリは約2年間のカッサーノ・ダッダの小学校での教師生活を捨て、友人のフローラ・ドルチとともにファッション界に入る。
1954年1月
夫のアルド・ピントとクリツィア 社を設立。
1957年10月
トリノのサミア展示会で、超現実的表現のフォト・プリントのコレクションを発表。「“無”より構成される新しいファッション」との評判を集め、大成功をおさめる。当時のオピニオンリーダーであるアメリカ人バイヤー達から“クレイジー・クリツィア”のニックネームを贈られる。
1964年
フィレンツェのピッティ宮の展示会に招かれ、作品を発表。全く新しい黒と白を基調とした斬新なパターンのコレクションは、エミリオ・プッチにしか与えられたことのない『CRITIQUE OF FASHION PRIZE(モード批評大賞)』を受賞。
1972年
カプリにおけるショーで『ゴールド・ティベリオ』を受賞。
1982年
ミラノにて『ウンベルト・ビアンカマーノ賞』を受賞。
1984年
『サンレモ名誉市民』となる。
1986年
ローマにて『イタリア共和国コメンダトーレ勲位』を与えられる。
1995年
ミラノのパラッチオ・アートにて、40周年記念展覧会《クリツィア、一つの歴史》を開催。
2001年11月
東京現代美術館にて『MOVING SHAPES』を開催。
2004年6月20日
Arcimboldi劇場にてPiazza Mercanti賞を受賞。